岡山県信用保証協会 様 経営支援のご案内
誰がどう使うのか、誰に説明するのかをしっかりと考えたうえで作成しました。
この「経営支援のご案内」はこれから事業を始める方も、続ける方も、次代に引き継ぐ方にも説明に使用する冊子です。説明事項が多いため文章量が多く、読みにくい印象を与える冊子でしたが、「見開きページを1頁としてデザインを行い、文章の総量を把握しやすくする」『見開きに対して「創業期」「成長・安定期」「転換・再生期」「事業承継期」など、事業にとっていつ読むべき情報かがわかるようにする』などを提案し、「読めばわかる」から「よみやすい」を提案しつつ、進めました。
この冊子には事業の時期によって、必要でない内容も含まれています。それをお聞きした時に「該当の箇所だけコピーして渡している」ということをヒアリングすることができました。実際に自分が見開きのコピーをもらった時、またそのコピーを職員として見せられた時のことを考え、「このページはいつの時期使える制度が書いてあるのか」がわからなくなると思いました。よって項目ごとに「○○期」と入れるだけでは不十分で、すべてのページにインデックスとして「○○期」を入れることと、さらに冊子名と年度を入れることを提案しました。
見開き1ページを軸にデザインし、さらに読むべき時期のインデックスを付けたことで、説明を受けた方に対してはいつ見ればよいのかを読み取りやすくなりました。
そしてすべてのページに冊子名と年度を入れたことによって、職員の方がこのコピーをもとに再度説明を求められた際にも情報元の特定がスムーズになると大変喜んでいただけました。