岡山大学大学院保健学研究科・岡山県保健福祉部健康推進課 様 まんが冊子およびリーフレット4種
若い世代の人々へ伝えたい
「結婚・出産・子育て」
これからの人生を考えるツールとなる教材製作
お客様 | 岡山大学大学院保健学研究科・岡山県保健福祉部健康推進課 様 |
---|---|
仕事の種類 | 教材作成 |
仕様 | A5/40P/無線綴じ・A4/三つ折り |
納品日 | 2015年3月 |
岡山大学大学院保健学研究科様からのご依頼により、「岡山県妊孕性等普及啓発標準プログラム」のツールとして、「-まんがで読む- 未来への選択肢」および参考資料「知っておきたいシリーズ①~④」を作成しました。
岡山大学大学院の中塚教授より、学校で行われているようなこれまでの性教育とは異なり「妊孕性(妊娠にいたる能力)」や「性・生殖」について、日頃から自分の考えを持ち将来へのライフプランを考えるきっかけとなるような教材を作りたい、また、若い世代に興味を持って読んでもらうため、図と解説文だけというのではなく、ストーリー仕立ての漫画によって制作したいとのご意向でした。
「ライフプランを考えるあなたへ -まんがで読む- 未来への選択肢」は漫画仕立てという事で、岡山では某薬局のテレビCMで認知度の高い漫画家兼イラストレーター兼グラフィックデザイナーである山吹あらら氏に協力を依頼しました。
中塚教授全面監修のもと制作がスタート。20代、30代、40代と、それぞれ別の生き方をした未来の自分と対面し、これからの人生でどんな選択をしていくのかを考える女子高生のストーリーで、昨今ニュースでも取り上げられた「海外での卵子提供での体外受精」、「卵子の老化」や高齢による妊娠のリスクや妊娠率の低下等、従来の性教育ではあまり触れられていなかった妊孕性に関する知識・情報について、できるだけ分かりやすい形で伝えることができるよう配慮しました。
漫画という特性上、ストーリーの中では掘り下げにくい重要事項について、それを補足するため「リーフレット 知っておきたいシリーズ①~④」の作成も同時展開。
こちらも中塚教授監修のもと、漫画冊子の方では解説しきれない内容について掘り下げました。
少し踏み込んだ内容でもあるため、漫画的なタッチではなく別のイラストレーターを起用。柔らかなイメージながらも伝えるべきポイントは明確にし、分かりやすく表現するよう努めました。
完成したリーフレットは、地元紙「山陽新聞」の記事でも紹介され、話題となりました。