井原市教育委員会 様 指定文化財管理システム(データベース)および 冊子「井原の文化財」制作
DBシステムを導入して
地域の文化財を多角的に運用。
お客様 | 井原市教育委員会 様 |
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仕事の種類 | データベース構築・冊子作成 |
仕様 | 冊子:A4 / 152ページ / アジロ製本仕上げ 他 データベース:FileMaker |
納品日 | 2013年4月 |
2004年、旧井原市を含む市町が合併され、教育委員会では指定文化財の見直しが協議されました。数年に1度のスパンで発行されてきた冊子「井原の文化財」は、掲載の元となる文化財台帳へ記録すべき情報の整理と、台帳の統一フォーマットを作成する必要がありました。そこで、数値を含む文字情報のデジタル化と、画像の管理およびフォーマットの統一が同時に実現できるデータベースシステムを導入することになったのです。
管理システムとDTPとの連動により、所在情報から得られる地図への落とし込みが可能となり、分布図の作成が簡便になりました。さらに、この所在情報はインターネット上の地図情報サービスとも連動し、管理システム内で視認が可能。冊子にQRコードを貼付し、冊子閲覧者がスマートフォンなどの情報端末で読み取ることにより、文化財所在箇所へ向かうことができるようになっています。
一方、管理部署である教育委員会(文化財センター内)では、このDBシステムをクライアントサーバ型ネットワークで運用されています。数人の職員が同時にアクセスし、情報メンテナンスができるため、情報管理のバイアス解消にも役立つと高評価を頂いています。
写真:クライアント端末井原市教育委員会様がこのシステムを導入後、複数の教育委員会にも導入いただきました。さらに井原市では、地元出生の偉人の情報も同データベースに追加し、統合文化検索システムとして同市のHPで公開されています。
参照:「いばら歴史館」 http://mahoroba.city.ibara.okayama.jp/
さらに同市文化財センター内では同システムのランタイムアプリケーションにより、来館者に自由に操作・閲覧していただける端末を配置されています。